iM@S架空戦記を中心としたニコマスの感想サイトです。

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Pたちの苦悩
 電波文書になったので格納しますw
 ケントゥリオPが悩んでおられます。「アイマス愛」については散々言われてますよね。どうしても「アイマスである意味」を求めるのが我ら大衆の人情なので、「愛」を持ち出されると苦しいPも多いと思います。でも「アイマスである意味」という言葉すら抽象的なのに、さらに抽象的かつ批判不能的な「愛」という言葉をつきつけられると、たとえ自分には愛があると信じているPすら、疑心暗鬼に陥ってしまうことはあるのかもしれません。
 私個人としては、愛より大事なものも、世の中にはあると思ってます。でも今の世の中の人は、愛こそ唯一絶対の神だと思っているのです。
 20世紀後半の文化は、「愛一神教」であったと言っても過言ではないでしょう。あらゆる歌は愛を歌い、あらゆる映画は愛を描きました。それは愛より大事なもの――使命とか、大義とか――を掲げた二つの世界大戦への深い反省から生まれたものなのかもしれません。しかしながら21世紀初頭を迎えた今日、私はあらゆる芸術分野で形骸化した「愛」への賛美歌を聴くたびに、そのような時代はもうすぐ終わるかもしれないと感じることがあります。人々は、あるいは愛に飽き、あるいは絶望しているのではないか。そのように感じることがあるのです。
 芸術が必要なのは、絶望した人たちです。渇いた大地が雨を受け入れるように、芸術とは、まさにそのような人々のためにあるのです。だから、そのような人たちが求めているのは、本当は愛ではないのかもしれない。もっと崇高なものなのかもしれないのです。それが何なのかは分かりませんが。
 だから、私はこのようなPたちの苦悩は、意味のあるものだと思っています。描くものは愛でもいいし、愛でなくてもいいのです。20世紀の遺物である「愛一神教」にとらわれる必要などありません。もっと大切なものがあると思うのなら、そこに向かって、走り続けてほしいと思うばかりです。

 SevenSlotPの悩みは、もっと具体的なようです。曰く、

 >長編になりつつあるのと単調と指摘される文章力、サウンド編集の未熟、
 >下手糞なコラ画像などが原因なんだろうな。

 文章が単調だと「指摘」する人は、自分とは見方が違いますね。ただ、いわんとすることは分かります。自分も「アイドルマスター ぶれいく!」の文章は、淡白だと思います。淡々としているというか、たとえば「戦国アイドルマスター」のような扇情的な文章とは方向性が真逆です。しかし、「ぶれいく!」では文章が淡白で「読ませる」ものでない代わりに、流れるコメとの親和性が高いという長所があります。糸冬PやケントゥリオP、別所就治Pの架空戦記は、文章を味わいたいがゆえにコメントを切って見ることが私は多いのですが、「ぶれいく!」ではそのような気持ちは起こらず、文章そのものを味わうというより、動画に対するコメや草の盛り上がりを楽しんでいます。要するに、「文章力がある」とされるPたちの作品は動画が主、コメが従なのですが、極端なことを言ってしまえば、SevenSlotPや庭上げPなどの作品は、コメが主、動画が従になっているわけです。実際にはそこまで主従が逆転してはいないのですが、後者がコメの反応の面白さを活かす構造になっているのは確かだと思います。
 「ぶれいく!」のコラ画像にしても、上手ければ「うめええ」「すげええ」などのコメが流れるだけで別段どうということはないのでしょうが、微妙なコラ画像の「外しっぷり」が我々には面白く、「これはひどいww」「頭身がwww」などといいながら、毎回コメで盛り上がるのが面白いわけです。
 サウンド編集については、不満を感じたことがないので分かりません。
 思うに、コメが流れるシステムの面白さを引き出すタイプの動画は、低く評価されがちです。それはコメントをしている人たちの、「この動画を面白くしているのは俺たち視聴者であって、動画のうp主ではない」という感覚から来ているのかもしれません。しかし、私が全架空戦記Pの中で最も尊敬するのは、先述の庭上げPです。世界IDOL大戦は、視聴者の反応を見ながら、少しずつ各キャラの個性が固まっていきました。そして春閣下のキャラが固まり、「詐欺師」「悪魔」などのコメントの流れすら読み通し、作者が動画を通じて視聴者と漫才を出来るようになった時、このシリーズは完成し、架空戦記史上屈指のフィナーレを迎えたのです。
 SevenSlotPのような作者の「動画」を批評するのは簡単です。悪い所を「指摘」するのは簡単だし、誰にでもできます。けれども、そうする前に是非省みてほしいのは、彼らの作品は「動画」ではなく、コメも含めた画面全体であるという点です。彼らの作品においてコメントとは動画の付属物ではなく、動画本体と対等な、作品の重要な要素なのです。

 誤解されやすいことだと思うので、以上、熱く書いてしまいましたw ご容赦ください。
スポンサーサイト

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| | 2009/09/11/Fri 04:48 [編集]
■隠しコメの方へ

 いやあ、そうでしたかw 久々に長文書いた甲斐がありましたw
 リンクは是非、こちらからもお願いします。
 大変名誉なコメントをいただき、とても嬉しかったです。
 ありがとうございました!
gase2 | URL | 2009/09/11/Fri 10:02 [編集]
トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 白雅雪blog. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。