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著作権法豆知識 第二回 著作権の構成
 第一回では、ちょっと方向性に迷いもあって、地に足の着いた話が出来ませんでしたが、これからは、できるだけ読者のみなさんの興味も考えて書いていこうと思います。

 第二回は、著作権の構成についてです。
 著作権の構成と言われても、多くの人は「?」だと思います。
 しかし、著作権は、実際には多くの支分権で構成されています。
 支分権というのは、要するに細かい権利のことです。著作者に対して与えられた、細かいさまざまな権利をひっくるめて、「著作権」と呼んでいるのです。

 たとえば、「この動画は著作権を侵害してる」という言葉はよく聞きます。通報厨でも使える言葉です。でも、「このMADは著作者人格権を侵害してる」とか、「このMADは同一性保持権を侵害してる」などの言葉は、聞いたことがないと思います。
 しかし、実際に「著作権を侵害している」と断定するためには、ほとんど全ての場合において、支分権のどれか一つ以上を侵害している必要があります。

 「支分権の集まったもの=著作権」なのだから、これはよく考えてみれば、当たり前のことですよね。
 でも、ニコニコ動画や2ちゃんねるの議論では、「なんとなく作者に悪いことをしているような気がする=著作権侵害」と決め付けて、他人を批判するような人が、結構います。
 しかし、そうではなくて、そのMADやイラストが、著作権の支分権のうち、具体的にどの権利を侵害しているのかが分かってくると、より著作権侵害の可能性が低いMADにするにはどうすればいいか、などといった、建設的な考え方ができるようになります。

 さて、この支分権は、大きく分けて、著作者人格権著作財産権に分けられます。
 それぞれ名前の通り、著作者の人格=精神と、財産を守るための権利です。

 では、話は簡単で、「要するに著作者の人格と財産を侵害しなきゃいいんでしょ?」と、頭の良すぎる人なら思うかもしれません。「○○Pの架空戦記は、誰の人格も攻撃してないし、バンナムも金銭的損害を受けてないはず。つーか俺は○○Pの架空戦記見て箱○とアイマス買った。文句あるか!」というわけです。
 いえ、私もそのように思うことはありますw でも、それは半分当たっていて、半分外れているのです。
 その理由は、著作者人格権と著作財産権を構成する、支分権にあります。やはり、問題とされている以上は、支分権のどれかを侵害しているということなのです。

 では、次回、あるいは近いうちに、この支分権というのを、具体的に見ていきましょう。
 ただ、著作権法はとても複雑な法律ですので、あと1?2回ほど、補足として予備知識の回を入れさせてもらうかもしれません。
 退屈かもしれませんが、お付き合いいただければと思います。

 では、今回は以上です。
 お疲れ様でした。 
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