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【アイドルマスター】プレシデンテ春香のトロピコ建国日記第10回
 ヨーゼフP
 

 今回は笑いの破壊力はすごかったんですが、どこかコメと動画が噛み合ってないような気がしてしまいました。なんかこう、見てても今までのヨーゼフPと微妙に違うような・・・。すいません、上手く言えないですね。真美のくだりもTOのBGMでオチたことはオチたと思うんですが、笑えた反面、微妙な感情も残ってしまいましたw なんかマジで真美が可哀想な気が・・・w
 しかし、演出はほんと上手いですね。X-FILEの音楽一つで笑わせてくれるので、まーほんと気持ちいいですw 美希がマサチューセッツを「江戸」と言うのも、アメリカ人というのは外国の地理をほんと知らないので、美希=ミッキーガンのイメージがある自分には「あるあるw」でした。
 
 以下、全然関係ない話で長いので格納します。
 ***
 
 UFOなどについて一言。昔、私はゴルゴ13の影響で冷戦史に詳しかったんですが、今はもう、ほとんど忘れてます。ただ、当時UFOとかが流行った理由の一つに、いわゆる「CIA陰謀論」などが、対立する諜報機関(たとえばKGB)によってプロパガンダの一環として流されていたというのがあります。これを各国が互いにやり合ったので、諜報機関のスパイに対する超人的なイメージや、各国の軍隊が持つ秘密兵器に対する妄想が、「関係者の証言」や「極秘資料」の出現によって補強され、膨らんでいったようです。
 知ってる人は知ってますが、実際のスパイには「スパイ大作戦」みたいな、忍者のように潜入破壊工作を行うタイプのエージェントはほとんどいません。基本的には普通の貿易商や会社員として現地に溶け込み、軍人や政治家と個人的に親しくなって信頼を得ることで、彼らは勝手に、自分から、軍や政治の機密をペラペラと喋ってくれるそうです。映画などでよくある脅しとか、施設に潜入して文書を盗んでくるとかはあまり必要なくて、ただ仲良くなるだけで、どこそこの基地にはミサイルがどれだけ配備されている、などの詳細な情報を得ることができるそうです。にわかには信じがたい話ですが、きっとそちらのほうが「効率がよい」ということなのでしょう。事実は小説よりも奇なり、とはこのことです。
 あとCIAやKGBの職員ですら一目置くのが、イスラエルのモサドです。この諜報機関の情報収集能力は驚異的で、サウジとヨルダンの領空を侵犯してイラク国内に14機の戦闘機で突入、原子力施設の原子炉を破壊して帰還する、というエースコンバットのミッションみたいな作戦をイスラエルはやったことがありますが、この時爆撃に使った爆弾は誘導装置がなく、しかも投下した16発のうち14発が原子炉に直撃で、外れたものの内の一発はただ不発だっただけ、という完璧な爆撃でした。これは空軍の腕前もすごいのですが、事前に各国の対空網を完璧に調べ上げたモサドの能力が賞賛されることのほうが多いです。モサドのおかげでイラク軍から一機の戦闘機の迎撃も受けずに全機無事に帰還出来たそうで、パイロットたちも「事前の情報と作戦が完璧だったので、その通りやれば何の問題もなかった」と言ってます。これだけ完璧に防空網や原子力施設内の状況が詳細に分かるなら、爆弾を施設内に持ち込んで爆発させるくらい出来そうなものだと思うんですが、それよりこっちのほうが「簡単」なんでしょうねw ちなみにこの時、イラク人に混じってフランス人技術者が一人、爆撃によって亡くなっています。申し訳ない話なんですが、このことを思い出すたびに、どうも頭の中に「IDOL大戦?」の貴音さんが映ってしまい、思わずくすっと笑ってしまいます。
 モサドが尊敬されるのは、やはり絶対にエージェントを見捨てないことです。トップ営業マンの条件を調べた調査では、報酬体系とか雇用の保証とかはほとんど営業成績と関係なく、ただ一つ相関があったのは、上司への「信頼」だったそうです。数千人の捕虜と数人のエージェントを交換するくらいですから、とかげのしっぽ切りを恐れるエージェントとしては、モサドはいい上司なのかもしれませんね。一方でCIAの職員が言うには、KGBは確かに優秀だけれども、それは彼らが手段を選ばないことによるそうです。まあ、失敗したらシベリア送りですからねw
 あと、成功するスパイは二種類で、とても明るくて人当たりがよく、誰ともすぐに仲良くなれるタイプか、存在感があまりなく、どこにでもいそうな冴えない男、いわゆる「グレイ・リトル・マン」がよいそうです。なかなか含蓄に富む言葉ですね。

 やっぱり冷戦時代って面白いんですよ。しかし国家というものだけで世界が語れた時代はあれで終わったし、終わらせなければいけないと思います。
 外国人参政権なんかも「憲法違反か否か」という争点は、あくまで数ある争点の中の一つです。たとえば今でも外国人は公務員になれますが、管理職にはなれません。これは他の国でも同じなのですが、一体なぜ駄目なのでしょうか。地方自治体への投票権があるのに、役場の窓口担当の係長にもなれないのはおかしいと言われたら、どうやって否定するのでしょうか。「他の国でもそうだから」としか言えないようでは情けなすぎます。
 ちなみに私は、所有権説を取ります。要するに、日本の所有者は日本人だから、住んでるだけでは駄目だということです。日本というマンションを所有してるのは日本人であって、そこに住んで家賃(税金)を払っているというだけでは、マンションの所有権を主張することは許されないという考え方です。これは日本国民の特権を美しく説明できますが、実は欠陥があります。「なぜ日本は日本人の所有物なのか?」という問いに、あまり満足な答えが出せないのです。「法的に(ry」という答えも、その法自体の正当性を問われると弱い。だから鳩山首相の「日本は日本人だけのものではない」という言葉は、ある意味で本質を突いています。日本人が日本という国の領土に対する所有権を失えば、日本は全て、そこに住んでいる人のものになります。中国人が一億人くれば、日本の半分は中国人のものです。そして困ったことに、それこそが「住民自治」というものなのです。そしてもっともっと困ったことに、そうなる前におそらく、韓国と北朝鮮と中国とロシアとアメリカあたりが、日本を分割し、それぞれの土地に、それぞれの所有権を主張するでしょう。国家というのは、この領土に対する所有権という根拠の曖昧なものを、武力による威嚇付きで主張するために存在するのかもしれません。
 こんな風に国というのは、様々な幻想の上に初めて成り立つもので、意外と脆いものです。でもそれが、当たり前のように受け入れられ、国同士がまるで英雄同士が戦うように、外交と戦争を繰り広げたのが冷戦時代です。そこには様々な矛盾があるのですが、まだ破綻はしておらず、国家に対する幻想と共に、戦争や政治に対するロマンの残香がただよっています。それがまやかしのものであるとは知りつつも、この「トロピコ」や「IDOL大戦?」では上手いこと現代の視点からの相対化が風刺として効いているので、ついつい楽しんでしまいますね。
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