iM@S架空戦記を中心としたニコマスの感想サイトです。

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アイドルマスター MFF アンダーグラウンド
<注意>
 この記事では動画を褒めません
 傷つきやすい方は以下の文章を読まないよう、お願いします。

 えにこP
 

 このブログを始めた時、いつかこんなことになろうとは思ってもみませんでした。評論家ぶった連中を軽蔑し、あくまで「感想」書きであろうと自分を戒め、絶賛の嵐の中で一人違うことを叫ぶことに価値を見出す「反体制ごっこ」を攻撃することで、今日までなんとかブログをやってきました。
 しかし、今回のようなことを思い、あまつさえそれをブログに書こうと思うようになるとは、私ももう、ブログ書きとして末期なのかもしれません。有名Pにコメントもらったり、一日のHIT数が伸びてきたりしてるうちに、感覚が麻痺してきた可能性は十分にあります。
 が、一応、資料として残しておきます。まあ、純然たる批判というよりは私の好き嫌いの告白なんですがw 批評なんてそんなもんですよ。筆者の好き嫌いを開陳してるだけです。それを「客観的」であると主張するからややこしくなるわけで。
 でも、この動画は評価が非常に高く、それがここまで自分の受けた感覚と隔絶してしまうのは珍しいので、その点に興味を持った次第です。えにこPには大変申し訳なく思うのですが、ただ「つまらん」というのではなく、一応理由があるので、それを書き留めておきたいと思います。中傷にならないよう注意しますが、この動画に感動した人が著しく不快感を味わうなら、本当に申し訳ありません。
 ***

 ・・・と、長々と言い訳を書きましたが、私が言いたいことは単純です。

 「 もっと止まってくれ! 」

 これに尽きます。
 しかし、この作品に感動した多くの人は呆れ顔でぽかんと口を開け、きっとこう言うでしょう。
 
 「 動くからいいんじゃねーか! 」

 以下、それについて弁明します。
 これはアニメなんかで顕著なんですが、以前書いた通り、外国のアニメは動き続けることが美しく、日本のアニメは止まることが美しい。そんな傾向があります。
 極端な例では、新世紀エヴァンゲリオンでしょうね。あれは予算や時間の関係もあるわけですが、特に後半では、ずーっと絵が止まってます。何秒もの間、ピクリとも動かない。でも、見てる方は何かその「間」に意味があるような気がして、ついじっと画面を見てしまう。そこで画面は止まってるわけですが、視聴者の心は揺れ動いてるわけです。そして画面の中のキャラがおもむろに動き出すと、「おお、何か言うのか?」などと思ってさらに興味を引かれる。こんな感じで、画面が止まることで、逆に心が動きます。第二話なんかもそうですね。初号機が暴走しだして、使徒に掴みかかるシーンでは絵がグリグリ動きますが、初号機が咆哮したところで、突然画面がゲンドウと冬月の静止画を映し出して、1秒くらいそのまま。二人は何も喋りません。そして視聴者が十分に訝ったところで、冬月の口がわずかに動いて、言うわけです。

 「勝ったな」

 カッコ良すぎでしょうw 動いてたものが急に止まるから、いいんですね。そしてその後、また画面はグリグリ動いていく。
 これに対してディズニーなんかは、とにかくなめらかに、ヌルヌル動かします。日本のテレビアニメは一秒間に8枚絵が変わりますが、ディズニーの映画とかは一秒間に24枚です。それでとにかく、ヌルヌル動き続ける。静止画なんてほとんどないでしょう。とにかく、動いて動いて動き続けます。そして、それが楽しいんですね。動き続けることが楽しい。でも、私はそこに「無駄」を感じてしまうことがあります。「ハウルの動く城」なんかでもそうでしたが、顔を映し出してるだけのシーンで、髪をサラサラと風になびかせるのを、ループなしで延々と大量の絵を使って描いてる。「これ、やってる人ウンザリしてるんじゃないの?」とか思っちゃうんですね。普通にループさせればいいし、別に止まっててもいい。それは「リアルじゃない」かもしれませんが、私にとって、走る時のループや髪がなびく時のループはアニメの「形式」なんで、全く気にならないわけです。綾波レイの水色の髪を「リアルじゃない」というのは、まあ事実ですけど、でもそれは無粋ってもんです。だからそんな「リアルさ」は省いてくれたほうが、むしろ気持ちいい。
 要するに、えにこPの作品では、キャラが全く静止せず、ずーっと動き続けるところが、私にはちょっと合わなかったんですね。最初の20秒くらいは「おおおおお」とリアルで声に出して、かぶりつきで見てたんですが、途中で「やっぱりどうかな?」と思ってしまいました。「この壮大な無駄がいいんじゃないか」などの意見もあるでしょうが、それらに答えると「こんな風にしたらもっと良くなる」という「アドバイス」になってしまうので、何も言わないことにします。アドバイスや忠告は、ある意味、評論よりタチが悪いことがあるので。
 また、「表面だけじゃなく、努力と愛を見ろ」と言われてしまいそうですが、本当に、どうしても中盤以降は心が動いてくれなかったので、申し訳ありません。
 
 しかし、いつも褒める(昔書いた通り、私は褒めてるつもりは一切ありませんが)側に回っているので、非難する側に回ると怖いっすねーw まあ、まだニコマスブロガーの皆さんの「MFFのここがいい!」というブログ記事を読んでいないので、また見直したら考えが変わるかもしれません。その時はまた謝罪と共に訂正させていただきます。

 では、以上です。
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はじめまして。ニコマス関連もそのほかでも楽しく読ませていただいております。
さて、今回のエントリについて……

☆ 「同じことの繰り返しが、人を退屈させない」時、その音楽には"グルーヴがある"というのが、私の基本的な、グルーヴの考え方である。もう少しいうと「その反復性が何よりの魅力の根源となっている場合」、そこにはグルーヴが存在している。......
Jポップは、いってみれば早く「行かせよう」とすることに技術をこらしている音楽だと思う。もし下品な表現だとおっしゃるのなら、高揚でもいいですが、とにかく強引にいい気持ちにさせてしまおうとするところがある。だからメリハリを重んじる。例えばサビになればなったで、景色が変わるように違う世界が飛び出してきたりするのも、メリハリが目的である。
持続性(グルーヴ)が主眼のダンスミュージックあるいはR&B等と、いかせてナンボ(・・・・・・・)のJポップは、本来「水と油」の関係なのだと思う。
── 近田春夫『考えるヒット2』より

引用ですみませんが、つまりこういうことではないでしょうか?

あと、伊織立志伝・幻戦記の記事まってます!
T_U | URL | 2010/02/06/Sat 07:59 [編集]
 はじめまして! コメントありがとうございます!
 ニコマス以外の記事も読んでくださってるんですかw いつも長くてグダグダですいません。また、ニコマス以外は基本的に愚痴なので、暗い気分にしてしまうこともあると思います。知識が足りないのに、中二病的な勢いだけで書いてしまって、後悔しているものもあります。なかなか自分を律せないので、せめてもっと勉強して、少しでもいい内容のものが書けたらと思ってます。

 しかし、グルーヴですか。まさに私の与り知らない世界ですw クラシックなんかでも、フルトヴェングラーみたいな「イカせてくれる」演奏者が好きなので、この引用文は結構思い当たるところがありますねw カタルシス重視の方向へ、自分がかなり傾いていると言うことが分かります。でも、これだと「私にはその反復性が魅力にならない」と言ってしまうと、結局「好み」で終わってしまうので、ちょっと寂しいですね。まあ、自分はTPTPとか未来派Pとかの作品も、確かにすごいのは分かるけど、なんでこんなに人気なの? と常々思ってました。ので、大体どこら辺が食い違ってるのか、この引用文で少し分かった気がします。
 あと、反復や持続に魅力があるとしたら、これは一種の永劫回帰的な感性なのではないか、とも思いますね。またそう考えると、私のようにカタルシスを重視するのは、ベートーベンの「苦悩を超えて歓喜へ」に代表される、弁証法的な感性に思えます。私は「人類は常に進歩している。いや、しなければならない」という西洋的な弁証法史観があんまり好きじゃないんですが、やっぱり肉体はそういうものを求めているのかもしれませんねw カタルシス型の音楽はこの引用文でもそうですが、よく性行為に喩えられるので、きっと動物的な本能が関係しているんでしょう。

 >あと、伊織立志伝・幻戦記の記事まってます!
 ギャー! あれ、覚えてる人いましたかw いや、二十選の後半で幻戦記の「第十七回問題」については書いてしまったので、別にもう単品エントリにしなくてもいいかなと思ってたんですが・・・。二十選の前半はやっと「宝野ハルカ」という安房峠を越えつつあり、もう少しで終わるんですが、後半はまだ感想を書いてないものも多いので、さらに一ヶ月くらいかかるかも・・・w
 でも幻戦記の熱狂が、自分から見るとどういうことなのか、ということは二十選の後半、「美希は時のかなたへ」の項で書きましたので、それが上がったらぜひ読んでやってくださいw ただ、あくまでメインは「ミキトキ」なので、リクエストをもらってしまった以上、もう少し丁寧に書き直そうかなと、今、思いましたw いや、やる気が出ますw ありがとうございますw

 また何かありましたら、気軽にコメントいただけたらと思います。
 では!
gase2 | URL | 2010/02/06/Sat 12:50 [編集]
毎回宣伝ありがとうございます。ご挨拶が遅くなりました。
乗りかかった舟ということで、最後までおつきあいいただければ幸いです。
が、期待に添える内容になっていくかどうかは保証の限りではありません。

あと、作者の中の人も待ってます>伊織立志伝・幻戦記の記事

とっくに終わったシリーズではありますが、それだけに当時どのような事を考えて作っていたのか、どういう形で受け止められていた(いる)のかを改めて聞ける機会なんて、そうそうないですから。

プレッシャーになってしまうと申し訳ないですが、ホント楽しみにしています。
糸冬 | URL | 2010/02/07/Sun 20:11 [編集]
 糸冬P、こんにちは!
 いや、遅くなってるのはこちらですw ちゃんとミキトキのエントリの用意はしてますよ!w ちょっと最近忙しくて、見たい動画がどんどん貯まってまして・・・。少し見るとは新しい動画が追加されるので、一向に減ってくれませんw

 ミキトキは前回500ポイント注ぎ込んだら、今回ちょっと再生数増えてませんか?w 私も少しは貢献できたかも!?w
 ミキトキは糸冬Pも自分で「他のノベマスと雰囲気が違う」と言ってましたが、その独特の雰囲気が自分には最高ですね。きっと再生数が500前後の動画でも、自分みたいに熱狂してるものがニコ動には沢山あるんでしょう。

 幻戦記は頑張ります。まあ、全然大したことじゃないんですけどね。実はあの第十七回の展開が「けしからん」とか「台無しだ」という感覚は自分にもあるんですが、それがなぜなのかということについて、「雰囲気が壊されたから」ではちょっと納得しきれないなと。いや、それだけであんなに皆さん怒らないでしょうw だからもうちょっと深いわけがあるんじゃないかなと思って、それを考えようと思ってる次第です。それは多分、私一人では解明しきれないとは思うんですが、とりあえず先鞭を着けることで、他の人が考える上での突破口や、ヒントになれればと思ってます。

 あと、貸金業務取扱主任者、合格おめでとうございます。いつか糸冬Pのブログにコメント書こうと思ってたら時期を逃してしまったので、今ここでw
gase2 | URL | 2010/02/07/Sun 23:09 [編集]
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