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アイドルマスター 必殺お仕事人・特別編
 むらたんP
 

 いやーこれはよかったです。目が潤んでしまって仕方ない。
 まず藤田まことの声が余裕で脳内再生されるので、自分で笑ってしまいましたw やっぱり役者さんの声は重要だと思います。
 出発のシーンも良かったですね。この音楽に合わせて雪歩が進むだけで感動があります。藤田さんの写真は静止画なので、かえって何か訴えるものがありましたね。それはシンドウを殺るシーンでも同じでした。「人殺しは・・・」の台詞もいいですね。長々と説教するより、作品としては、こっちのほうが断然いい。「善」の立場から「悪」に説教したり、改心させようとするのではなくて、同じ「悪」に身を落として、問答無用で殺す。それはここでは語りきれないほど難し問題を孕んでいますが、少なくとも、日本人の心の中には、そういうものを求める部分があるということでしょう。それをただ「克服すべき感情」だとしてしまうと、新しい抑圧が始まる。
 いずれにしろ、むらたんPの、あまり長い文章で語らない作風が効いてますね。淡々と進む中にも、味があり、行間があり、感動があります。これだけの作品がこの再生数というのは、社会にとって損失な気もしますが、著作権で問題を起こさないためには望ましいことでもあり、なんとも複雑です。
 しかし、二次創作がここまで発展する前は、素材さえあれば、「普通の人」でもこれだけのものが作れると、一体誰が予想していたでしょうか。もちろん、その「素材」を作るのに大変な時間とお金と技術が必要だからこそ資金の回収が必要なわけですが、プロでなければロクなものが作れないとか、一般人が作ったものは見るにも値しないとか、そういった「プロ信仰」は、少なくとも私にとっては、もう過去のものです。二次創作が原作に与える負の影響には看過できないものがあり、二次創作万歳という立場は決して取れないのですが、「プロでなければ、面白い作品は作れない」という前提は、もう完全に崩れたと思います。「プロでなければ、いい素材は作れない」のほうが正確でしょう。
 もちろん、二次創作のように「素材」と「組み立て」が分離してしまうことによって、作品から失われるものが無数にあるのは事実ですし、プロの作品が「素材化」していくことによって、かえって二次創作が衰退する可能性もあります。それは市販の「素材集」に収録されている素材を使ったMADがほとんどないことから見ても明らかでしょう。あくまで作品として価値のあるものを、素材に分解して再構成するから意味があるわけです。だから問題は山積みなんですが、少なくとも、一般人が作った作品なんて見ることもない、テレビしか見ないような人たちに現状が伝わらない限り、世の中の考え方が変わるはずもないので、そんなことを考えると、少しうんざりしてしまいますね。

 ただし、私は「二次創作の合法化」なんてものは必要ないと思ってます。そのことについてはまた今度まとめようと思います。
 では。
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