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The Idol of the Rings 第二十話「浅瀬への逃走」
 いとしいさかなP
 

 ゲーム画像の多用で、映画の画像中心だった初期よりも格調の面で少し「落ちた」ところは残念とも言えますが、今度は立ち絵の動かし方で色々なアクションシーンを再現することに成功しており、ここまで立ち絵の操作が上手い架空戦記Pもそうそういませんから、この作品は初期とは別方面に進化しているといえそうです。自分はこの変化には50%の賛成しか出来ませんが、ここまで新しいことが出来るなら、見守るべきだと思ってます。何でもかんでも静的な良さを優先すべきというものでもないでしょう。

 しかし、この作品を見ていて思うのは、「戦闘」中心のコンピュータRPGというのは、ファンタジー世界の観点から言って、かなりいびつな進化を遂げたものなんだな、ということです。森を探索し、夜には火を囲み、歌を歌って食料をかじり、息を殺して敵との戦闘を回避し、強すぎる敵から必死の逃避行をし…そんなこの作品の「旅路」を見ていると、都合よく適性レベルの敵が出てきて、これを作業プレイで無数に「処理」することでレベルを上げていくコンピュータRPGというのは、コンピューターゲームの技術的な都合もありますが、何より会社での仕事と昇進というものを想起させて、現代人の感性が色濃く反映されているようにも思います。

 ただし、人生がそんな魅力的な「旅路」であった時代など存在しなかったのかもしれず、その意味で、やはりこういった物語というのは、すぐれて「ファンタジー」なのかもしれません。
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毎度の突っ込みに参りました(笑)

>「戦闘」中心のコンピュータRPGというのは、ファンタジー世界の観点から言って、
>かなりいびつな進化を遂げたものなんだな、ということです。

TRPGの祖たる「D&D」がすでに戦闘とレベルアップを中心にしていますし、
指輪物語だって執筆期間は第二次大戦中(ウィキペより)だそうですから
これは単にゲームと小説の違いというべきでは?

あとはIoTRに関してはそもそもオープニングでゲーム画面が出てますし
背景はほとんどゲーム画面のスクショですから最初からの志向とも
いえるのではないでしょうか?
T_U | URL | 2010/04/13/Tue 00:24 [編集]
■T_Uさんへ

>TRPGの祖たる「D&D」がすでに戦闘とレベルアップを中心にしていますし、
>指輪物語だって執筆期間は第二次大戦中(ウィキペより)だそうですから
>これは単にゲームと小説の違いというべきでは?
 全くその通りですし、特にそれと相容れない主張をしたわけではないんですが…「コンピュータ」と断ったのがまずかったんでしょうか。それで「TRPGは違うけど、コンピュータRPGだけがそういう進化をしたんだ」と思われたのなら言葉足らずでしたが、しかし、TRPGよりコンピュータRPGの方がより「戦闘」に傾倒していくわけだし、そんなことを一つ一つ「正確に」書いていくとキリがないんで、ここではこの程度の言及に留めてます。
 ブログを続けるコツは、「手を抜くこと」なのでw 「もうちょっと努力してよ」と思うかもしれませんが、その「もうちょっと」で、続かなくなるものなんですよ。最近忙しいので、当分こんな感じのを垂れ流すと思いますので、ご了承下さい。自分にとっては、記事一つ一つの内容より、続けることを上に置きたいと思ってます。

>あとはIoTRに関してはそもそもオープニングでゲーム画面が出てますし
>背景はほとんどゲーム画面のスクショですから最初からの志向とも
>いえるのではないでしょうか?
 ええええええええええええええええええ!? あれほとんどゲーム画面のスクショだったんですか!? 自分は映画見ましたが、ほとんど映画の映像から持ってきたんだと思ってましたよ。
 映画の映像だと思ってる人は多いと思うので、是非、ゲームの名前教えてください。第14話からのLOTROは誰でも知ってるし、BFMEやTWの指輪MODも皆さん知ってると思いますが、あの映画みたいな背景がゲームだったとは…。私はとんでもない勘違いをしていたんでしょうか。
gase2 | URL | 2010/04/13/Tue 20:19 [編集]
>TRPGよりコンピュータRPGの方がより「戦闘」に傾倒していくわけだし、そんなことを
>一つ一つ「正確に」書いていくとキリがないんで、ここではこの程度の言及に
>留めてます。

ああすみません。そもそも僕にはCRPGがTRPGより戦闘に特化しているという認識がなかったもので。 まぁこのへんはgase2さんもおっしゃっているとおり深入りすべきではないかもしれませんね。

もう一点については完全に書き方を間違えましたっ申し訳ありません。
もちろん初期の背景は映画からだと思います。前のコメントの書き方だと完全にそう読めてしまいますね。重ね重ね申し訳なく。

オープニングの動画ではゲーム画面で動いているし、小説に忠実に……というよりは映画で落としている要素を拾っていこうという志向はかなり最初から明らかなので……ということを書くつもりでなぜかあんなふうに書いてしまいました。

言い訳させていただくと、僕はIoTRが映画背景の初期から「格調」が少しでも落ちたとは思わなかった…というより考えもしなかったせいで妙な見落としをしてしまったようです。
確かにゲームキャプチャのほうがごつごつはしていますが、映画のキャプチャに比べて中つ国のムードを感じさせる部分もありますし。
T_U | URL | 2010/04/14/Wed 06:28 [編集]
■T_Uさんへ

 あ、すいません、大体分かりましたw 文章ってのはどうにもこうにも不便で仕方ないですね。
 ということは、残った論点の「格調」問題ですが…。

 T_Uさんは全く思いませんでしたか。私は第14話以降、段々増えてきた辺りからちょーっと気になってたので、今回書いてしまいました。
 が、反省してますw やっぱり書かなきゃよかったですね。いや、こんなこと発言して、それで作品が良くなるわけはないんです。「北風と太陽」でいう北風みたいなもんで、むしろかえって悪くなる可能性の方が大きいので書くべきではないことなんですが、この辺りが一番微妙なんですね。「不満がなくて面白いだけの状態」と、「不満がつのって見るのをやめた状態」との間に、「不満はあるけど面白いので見続ける状態」というのがあって、これが一番厄介なんです。当然動画には絶対にそういうコメは書かないんですが、ブログだとまた書いていいかどうかの逡巡が常にあって、今回は書いてしまいました。
 特に文章を味わう感覚が自分にとってはかなり薄れてしまって、「以前ほど文章に意識が行かないな」と思ったので書いたんですね。つまり文章のレベルが下がったのではなくて、キャラの動きなどが派手になることによって自分は文章に意識が行かなくなったので、動画全体の雰囲気が昔よりゲームっぽくなったように思えたわけです。しかし、この点は不満を述べるなら詳しく書くべきだったと思います。これは省略してはいけない部分でした。申し訳ない限りです。

 ただ、作者の志向が変わっていないというのは、その通りだと思います。つまりいとしいさかなPが「ぶれた」というようなことは、自分は思ってません。作者である彼の姿勢は、自分も最初から一貫してると思います。また、努力家で向上心が強い作者ほど同じスタイルで作り続けることを嫌い、より新しいことに挑戦していくものなので、「同じでいいじゃん」というような作者だったらここまでの作品があったとは思えませんから、これは仕方のないことではあるんですが、自分にはどうしても残念に感じることがあるので、今回は意味のない主張であることを承知で書いてしまいました。
 しかし、このエントリはやはり、乱暴な書き方だったと思います。次からはもうちょっと気を付けて書こうと思います。申し訳ありませんでした。
gase2 | URL | 2010/04/14/Wed 23:07 [編集]
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