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アイドルマスター ののHKワールドレポート
 コロP
 

 ののワさんと言えばガンプラPですが、コロPもののワさんの使い方は天下一品です。
 私にはこの「ののワさん」というのは、ニコマスやニコ動にとって一体どういう存在なのか、すごく気になりますね。よく「ののワさんはかわいい」と言われますが、それは春香のかわいさの一部が抽象化されてるからなのか、あるいは春香とはまた別のかわいさなのか、それらが混ざってるのか、混ざってるならどんな風に混ざってるのか、とても気になります。
 また、ののワさんの動きというのは、能の動きに似てることが多くて、「人間っぽさ」を消して抽象的にすると、日本人が考えることは同じなのかなとも思いますw つーっと一定速度で回転しながら向きを変えたり、首をひねるにしても、ゆっくりと、やっぱり一定速度でひねります。加速したり、揺れたりしないんですね。
 それはののワさんの動きの「基本」であり、MMDの特性なのかもしれませんが、この動画では徹底的にののワさんを止めて、動かないののワさんのかわいさのようなものを出してます。・・・なんなんでしょうねw 上手く言えませんが、「静中動」のようなものを感じるようにも思います。レポーターのののワさんが止まってる時、私なんかは「止まってるのが面白い」と思いつつも、どこか心の中で「さあ動くぞ、今動くぞ」と待ち構えているような気がします。ののワさんが止まってるのに、見てる方の心の中は動いているわけです。
 こういうのは能でもよくあって、シテ(主役)が舞台の真ん中で座って静止してる時、延々10分ぐらい、謡が心情描写をやるわけです。すると、シテは止まってるのに、見てる方はその静止した肉体の内側にある心の動きを想像します。想像するんですが、姿は止まってる。しかし止まってるからこそ、想像がかき立てられる。少し意味は変わりますが、じゃんPの「樹海の糸」で、春香が穏やかに微笑んでいるからこそ、その向こうにある心が脆く崩れて行く様子が想像できるようなものです。こういうのを「静中動」と呼ぶことがあり、自分はののワさんの作品でこれを感じることが多く、「日本の心」のようなものだと思います。
 「伝統を敬え」なんて学校で教えなくても、日本人だったり、日本の文化が好きだったりする人が自由に作ってれば、こういうものが自然と表に出てくるのではないでしょうか。硬直した一部の「伝統芸能」より、自分はニコ動で、日本の伝統的な文化の底流に流れる「思想」のようなものに出くわすことが多いようにも思います。「伝統の継承」というと、どうしても無理矢理束縛して教え込ませるイメージが強いですが、自分は「自由」というものにも、伝統を伝える側面があると思っています。もちろん「完全放置」でそれが受け継がれるとも思えず、常に「自由」と「束縛」の両者の間で揺れざるを得ませんが、しかし、国家が次世代に洗脳教育を施さなければ消えてしまうほど、日本文化はヤワではないと信じています。

 一方で、コロPにはホメ春香の使い方にも特徴があり、なんというか、端正です。嫌味がありません。ホメ春香が上手い人は全員そうですが、笑いを取るためにホメを犠牲にしてるというか、イジメてるというか、そんな感じがあまりありません。私もアニミズム的な思想がどこかにあるのか、何か「ホメが可哀想」と思ってしまって、今ひとつ笑えないことがあります。いや、作ってる方はそんなこと思ってないのかもしれませんがw しかし、そう見えると辛いことがあります。
 ホメ春香も、一体なんなんでしょうねw 当然「きめえw」というために作られた存在だと思うんですが、最近はなにか、ホメが可愛いと思う瞬間が増えて、「これはヤバイかな」と思うことがありますw しかし、ホメに込められた意味も、段々変わって来たのではないでしょうか。太宰治の「敗者の祈り」とまで言うと大げさかもしれませんが、「醜い者の悲しみ」というか、悲しい運命を背負って生まれた者の悲しみみたいなものが、段々描かれたり、感じられたりすることが増えました。これも判官贔屓の日本人らしいのかな、と思うことがあります。
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