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二次創作と商業作品
 大昔に伊織幻戦記について書きましたが、糸冬Pがブログでちょっと触れてます。なんでも、あのエントリを上げてからもう1年経つそうで・・・早いものですね。
 ここ数日は法律の本を読みふけってしまい、今はちょっと法律で頭が一杯になってしまってるので、あんまり深くは書けませんが、「後編」なるものをまとめるとしても、このブログでちょこちょこと書いてきたことのまとめにしかなりません。今から書くとすると、また全話見直すのが面倒というのもありますがw でも、ブログで記事を書く上で、実際に動画を見直してみると、印象や記憶と随分違って驚くことは多いです。これはブログで真面目に動画を考えるという活動をやってる者の役得かもしれませんねw 一度見た架空戦記を全話見直す人は少ないと思うので・・・。

 ただまあ、簡単に言っておくと、要するに、二次創作に商業作品の「流儀」を本格的に持ち込んだ最初が糸冬Pだったと思います。結局彼はひっこめてしまいましたが、その流れはSHIデッドエンドに至って復活します。実に1年近い間隙ですね。やはり、一言で言って「早すぎた」んでしょうw
 しかし、「二次創作で商業作品の感動が再現できる」という伊織幻戦記の感動は、文字通り強い問題を孕んでいました。二次創作は二次創作であることをやめ、商業作品に「卒業」しなければならないのか? あるいは、両者は共存できるのか? 幻戦記は後者を示しているように思えますが、実際には共存できる「かもしれない」といった可能性を示唆しただけでした。そして、その後の洗練された架空戦記を見ていると、読者はむしろ前者を求めているようにも思え、その点が私の複雑な気持ちの始まりでもありました。
 けれども、そのコンプレックスに満ちた複雑な感情こそ、二次創作の本質だとも思います。ここでは、「自分たちのやってることは卑しいことで、所詮は商業作品の寄生虫にすぎない」という自虐と、「でも、商業作品に並ぶことも出来るんじゃないか」という希望(願望)とが、常に同居し、あるいはせめぎ合っています。そして、その矛盾と葛藤を体現してしまったのが、幻戦記第17回であったのでしょう。
 そんなことを考えると、この問題を綺麗にまとめることは、これは至難の業です。だから、1年前の私も断念してしまったのだと思うし、今でもニコマスを語る上での色々なテーマのうち、最も深遠微妙なものだと思います。現在では先述したSHIやデッドエンドのような、重厚なストーリーと骨太のプロットを持った作品が登場しつつあるので、これらとの対比の中で、幻戦記の位置付けはより明確になってきたとも思いますが、それでもまだまだ、情報が足りません。
 ただ、これは余計な一言かもしれませんが、私は二次創作は、最終的には、幻戦記と同じ道をたどると思います。その意味で、この作品は二次創作の本質を体現しているがゆえに、予言的だと思うのです。もちろん、それを裏付ける根拠は少なく、単なる推測にすぎませんが、もしそうだと仮定できるならば、幻戦記に我々が抱いた夢と挫折は、二次創作の未来を示唆しているのかもしれません。
 そして、そんな風に思いを巡らせれば巡らせるほど、この作品について語ろうとする時、私は頭を抱えてしまうのですw
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記事を催促してしまって申し訳ありません。

自分のブログでも書きましたが、直接の「続編」みたいなのはまったく思い浮かびもしませんが、ちゃっPの三次創作の後を受けるような形で、「歴史改変のその後」みたいなのは描いてみたい気持ちもあります。

gase2さんの記事を読むと、視聴者的にはどうもそういうことを求められているのでもないようですが。
実際、何がそんなに受けていたのか判らない、というのは率直なところありまして。
それが判るぐらいなら、何をやったら怒られるかもあらかじめ判るというものです。
糸冬 | URL | 2010/09/01/Wed 00:02 [編集]
>実際、何がそんなに受けていたのか判らない
 いや、その通りですねw それはそうだったろうと思いますw
 まあ、自分でも「一体あれはなんだったんだろう?」という感じで、なんであそこまで怒った人がいたのか、あるいは自分がサーッと血の気が引いたような感じになったのか、正直、未だに上手くは説明できないですね。
 こういう時は普通、一つや二つの原因でないことが多いので、シンプルに補助線一発で解決! というのを狙わない方がいいのかな、と自分は思ってます。
gase2(雅雪P) | URL | 2010/09/01/Wed 01:57 [編集]
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