iM@S架空戦記を中心としたニコマスの感想サイトです。

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2010年度下半期 ニコマス20選(集計不参加)
 当ブログによる、2010年度下半期の私的な20選です。集計には参加しません。
 そこで本来の20選の主旨からは少し外れますが、色々な賞を勝手に用意して、それぞれの動画に贈ってみました。

 なお、私は普段はですます調でエントリを書いてますが、ここでは文章を短めにまとめるため、である調で書いてます。別に評論家を気取っているわけではありません。

【PV部門】
<大賞>
 ベホイミP
 

 風。
 流れ。
 水。
 あるいは、美。 

<最優秀虚構賞>
 総理P
 

 虚構の世界で叫んだ真実は、虚構でしかない。
 虚構の世界で叫んだ虚構のみが、真実たりうるのだ。

<最優秀中毒性賞>
 爽快P
 

 テ テテーテー
 テ テテーテー
 テ テテーテー
 テーテレテーテー

<最小演出・最大効果賞>
 ままかりP
 

 律子は泣かない。
 泣きたい時、彼女はいつも笑う。
 だから泣かされるのは、いつも私のほうなのだ。

<善悪不二・邪正一如賞>
 ナファランP
 

 このゴタゴタもいつか、昔話になる。
 現在から見て、全てが未来のことであるように、
 未来から見れば、全ては過去の出来事だ。

【架空戦記部門】
<最優秀幸福動画賞>
 いとしいさかなP
 

 「聞きましただ、旦那。それで、おら、涙が出そうになって、ぐっとこらえたんです。それを旦那が聞いたね、たぶん。おら、泣くまいと思った。だが、涙が噴き出ちまって。おら、気が転倒しちまったよ。」
 
 ――『新版 指輪物語1 旅の仲間 上1』(2009年、評論社)145頁より

<最優秀新人賞>
 チキン店長P
 

 おなじみの定番ネタが、コンビニという切り口から鮮やかに蘇る。
 千早いじめなどが嫌らしくないのは、作者の人徳か。
 温かい優しさに包まれた、スタンダードでありながら、フレッシュな新作架空戦記の雄。

<最優秀「引き」賞>
 ばんなそかなP
 

 連続ドラマのような、毎話ごとの「引き」が鮮やかなシリーズ。
 ギャグで持ち上げ、トリックの解明で持ち上げておいて、
 最後に本物の「怪奇」で落とす。
 原作が得意とする流れまで再現する、まさに真実のリスペクト作品。

【ノベマス部門】
<大賞>
 フツーP
 

 守:はるちは以外は認めない
 破:はるちは以外のカップリングも楽しむ
 離:はるちはだけで満足する

<最優秀新人賞>
 Ribbon氏
 

 彼女たちは、いつも独りだ。
 だから、彼女たちを独りでなく複数にすることは、常に楽しい作業である。
 あるいは、複数を独りにするよりも。

<最優秀食べるグロ画像賞>
 鼎P
 

 このゼリーは出来損ないだ。食べられないよ。

【MMD部門】
<最自然モーション賞>
 ha2氏
 

 果たして空気抵抗は、大きいのか、それとも小さいのか。
 それが問題だ。

<最優秀モデル提供しつつネタ提供賞>
 ガンプラP
 

 またお前であってくれ。

【人力Vocaloid部門】
<大賞>
 2番P
 

 あのキャラが、あの歌を歌う。
 その「あのキャラが」の部分を全面に押し出したタイプの人力作品。
 マージナルの「律子らしさ」に感涙だった人も多いはず。

【やってみた部門】
<最衝撃サムネ賞>
 かまいたP
 
 
 ギャグとしての成功も収めながら、
 なお「ここまで本格的にやるか!」の側面も兼ね備えた、「やってみた」作品の真髄。
 そしてこの造形である。

【ドット絵部門】
<最小動作・最大かわいさ賞>
 chopper.P
 

 あまり動かないタイプの静的な芸風ながら、
 わずかなドット絵の動きで最大のかわいさを引き出す手腕に脱帽。

【マッシュアップ部門】
<大賞>
 melomeloMelon氏
 

 この新曲かなりいいなー(棒)

【リミックス部門】
<大賞>
 まかろにP
 

 あなたが癒されるということは、
 あなたが負傷しているということである。

【紙芝居部門】
<大賞>
 杜都P(旧名 ∀P)
 

 ぽかぽか。

 ***

 最後の作品は、アイマス2に関する強い主張を含むので、格納します。
 ***

【アイマス2アンチ動画部門】
<大賞>
 ベホイミP
 

 まず、構成が上手い。
 はじめにガミPのアナウンスで状況を説明しつつ、若林神の声を入れて否定派の感情を煽る。
 次にアイドルたち自身に「リストラは嫌だ」と言わせることで、さらにさらに煽りたてる。
 そしてガミPの「ご協力して」「よろしくお願いします!」でカチンと来るようにしてから、伊織の罵倒へと流れるように繋いでいくのである。
 しかし、ガミPを「変態」という言葉で罵倒する辺りに、作者の優しさが光る。
 それはガミPに対しては「ご褒美」であり・・・あるいはファンからの「愛称」に他ならないのだから。
 この一抹の優しさにより、「この作者、本当は肯定派なのかな?」と臭わせておくのだが、動画の最後に「竜宮小町」のロゴが出て、結局ガックリ来てしまう。
 ああ、小町はもう・・・という風に。

 ブログやtwitterなどを見る限り、ベホイミPは概ね否定派に属するとは思うが、この動画に見るように、多くの否定派の内心は複雑である。現に作者のベホイミPは、twitterで次のように述べている。 

 壁殴部屋が、ガミPごめんなさい部屋になる日が来るといいなあ…… 来ない気しかしないけど。
 (2010/09/21 19:30:31)

 同様のことは、アイマス2アンチ動画の典型とみなされ、高再生数を叩き出したランボー(削除済み)総統閣下にも見られる。これらの動画の分裂的な側面については、既に当ブログで書いたので、繰り返さない(ランボー総統閣下)。

 アイマス2に対する私の立場は、以前にも書いた通り、「アイマス2の方針は好まないが、スタッフやキャストの一部が好きだから、買うだろう」というものである。イチローを球場で応援したかったら、マリナーズに金を払う他はないのだ。だから、私は否定派か肯定派かといえば、否定派である。「アイマス2を肯定する」など、まっぴら御免こうむりたい。イチローを球場で応援するには、シアトル・マリナーズを心から愛していなければならないのだろうか?

 9・18で大きな衝撃を受けた私が、再び「アイマス2を買おうかな」と思うに至ったのは、「バンナムをぶっ倒せ!」というプロパガンダ動画に反発したからではなく、「自分が変われば世界が変わる」という啓蒙動画に感動したからでもなく、むしろこういった、一筋の光を抱えたアンチ動画に癒されたからであった。自らの心の中に沈む、一筋の光を、再び見出し、つかむことが出来たからであった。

 私は既に、「アイマス」なるものを愛していないかもしれない。しかし私が愛してきた、そして今も愛しているのは、「アイマス」なる概念ではなく、「アイマスを愛する人々」すなわち実存する生身の人間たちである。
 私は箱マスにさほど心酔してはいなかった。アイマス2も、大して好きになりはしないだろう。しかし、「アイマスを愛する人々」は、分かり合えるかどうか、好きにになれるかどうかは別として、親が勘当した子をも愛し続けるように、私は彼らを永遠に愛し続けるであろう。
 そういった自らの心情を再確認させてくれたという意味で、憎しみにのみ染まろうとしなかった全ての温かい心のかけらを残したアンチ動画に対する敬意を表し、この動画を、20選の最後に推す。

 宝石は、暗闇の中でこそ、美しく光り輝くのである。
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テーテレテーテー

能で踊ってもいいのよ
RDG(爽快P) | URL | 2011/01/04/Tue 20:04 [編集]
 いえ、実際考えましたが、無理っぽいのでやめましたw
 将来ものすっごい技術が上がったら、可能かもしれないですけどねw
gase2(雅雪P) | URL | 2011/01/04/Tue 20:57 [編集]
こんにちは。

ノベマスでフツーPとばんなそかなP、架空戦記でチキン店長Pをご紹介されることは予想できていましたが、鼎Pが入るとは思いもしませんでした。印象は確かに強かったですけれども。やはりドラム缶Pも候補に入っていたのでしょうか。他の候補も結構気になります。もしよろしければ……。

公開マイリストに2010年でニコマス20選をまとめてみました。もしお時間がございましたらご覧ください。ただしコメントはありません。

追記
まかろにPの紹介はかなりうれしいです、有難うございます。
眠れる死人 | URL | 2011/01/04/Tue 23:30 [編集]
 こんにちは。

 この20個は自分のブログで取り上げたものから選んでいったら、割と簡単に決まりました。泣く泣く外したのは10個もなかったです。特に自分が見続けてる架空戦記はどれも職人的な芸風のものが多く、全話が満遍なく面白いタイプばかりなので、「IDOL大戦2」「E4U」「美希の天下創世」といった名作シリーズが、意外と動画単位では推しにくくて困ります。普通はそのせいでPVばかりになるんですが、今回は架空戦記とノベマスの内、第一話からいいものが多かったので、新人賞が増えて架空ノベマスを増やすことが出来ました。
 そうでないもので外したのは、まず、どきゆりPの「水瀬伊織の事件簿 第765話」です。理由は簡単で、どきゆりPは他の人がたくさん挙げると思ったからw 同様の理由で、獣道を逆走Pの「アイドルマスター WARP 7.65」も入れませんでした。作品の素晴らしさと、入れる入れないは無関係ですからね。まして集計には参加してないし、下半期を振り返った時、「自分にとって目についた作品」を選んだ感じです。「作品の偉大さ」で選ぶと、やはり有名Pばかりにならざるを得ないし、それは広告や再生数に大体反映されてるもんです。「もっと評価されるべき」とは言いますけど、ニコマスの場合、コアな視聴者ばかりが残ってるのもあって、再生数や広告はかなり正直だと自分は思ってます。ドラム缶Pを入れなかったのも、再生数や広告で十分に評価されてるからですね。別に20選で、しかもこのブログで選ばなくてもいいということです。ただし歴史的な評価としては、当然ノベマス史上の金字塔になりうるでしょう。
 他は、サザエPの「【CIV5】天海春香のシド星訪問記【アイマス】」も本当は入れたかったですね。鼎Pを入れたのは、やはり個性でしょうか。NHKの料理番組というギミックがいいですね。ノベマスのエンタメ性を強く持った教養講座は、大抵良作です。「教えてあげよう」という上から目線に陥らないのがいいんだと思います。
 まかろにPを入れたのは、9・18後の傷心を癒してくれた思い出があるからです。こういう動画を見ると、かえって「いい曲だな、アイマス2もありかもな」と思えるから不思議ですねw アイマス2の前評判を上げるなら、こういう応援の仕方をしてくれた方が、買いたい気持ちがある方としては助かります。
gase2(雅雪P) | URL | 2011/01/05/Wed 00:50 [編集]
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