iM@S架空戦記を中心としたニコマスの感想サイトです。

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アイドルマスター 「隣に…」を能っぽく踊ってみた
 雅雪P(gase2)
 

 ついに、私もニコマスデビューしてしまいましたね。ほんと、しょぼい動画ですいませんw あと何ヶ月かさらに練習すれば、演技の質はもっと上げられるんですが、とりあえず一歩を踏み出すことから始めようと思ったので、この程度のレベルですが、上げさせてもらいました。

 しかし、お金が掛かりましたw 撮影用の録画機材、紋付袴、扇、舞台使用料(練習含む)などなど、全部合わせて16万くらい掛かってますw まあ、紋付袴などはこれからも当分使うだろうから別にこの動画のためという訳でもないんですが、ちょっと凝りすぎて要らんものまで買ってしまったので、ここまで膨らんでしまいました。
 昔は大学の先輩に紋付袴を借りてやってたので、能をやめて以来、久しく舞台に立ってなかった私には紋付袴がなく、まずはこれを買うことから始めました。結局紋付と袴だけで、4万8千円ですか。中国製のおかげで、安く揃えられました。近くの百貨店とかで揃えると、それだけで20万前後まで行きますw いい時代になったものです。デフレという言葉の意味が分からない人はインフレにすれば日本復活、とか言ってますが、そんな虫のいい話はありません。「一発逆転」の作戦が出てきたら、その国は危ないのです。
 それから扇はあずささんのイメージカラーに合わせて、2800円の紫の扇を買ってみました。ちょっと黒の紋付と灰色の袴には合わないかなと思ったんですが、以前写真でお見せしたことのある扇を使うと私の習ってる流派がバレてしまうので(能は流派によって扇の作りと模様が違うんです)、当たり障りのない代替品が欲しかったというのがあります。
 舞台は県営なのでとても安く、練習のための使用なら休日でも3930円で4時間使えます。これを4回使って練習と録画をしました。ちなみにこの動画で使ったのはプロが練習用に使う舞台で、能楽堂の二階にあります。やろうと思えば、客席付きの、プロが使ってる本物の「能舞台」を借りることも可能でした。実は値段も大して変わらず、4時間で5505円くらいです。でも、恐れ多いのでやめましたw 私にも最低限の良心はありますw あと、試しに名古屋の能楽堂の料金(本舞台)を調べてみたら、なんと5時間で15万・・・。ありえねーw ほんと、この県に住んでて良かったですねw

 ***

 では、動画中でやってることについて、ちょっと説明と、動画を見直して思ったことを書いておきます。
 0:38「空に抱かれ」で両手を左右に広げますが、この型を「ヒラキ」と呼びます。能ではあらゆる意味で使われる型で、開く動作だから「花」とか「白菊」とか、後ろにあるものをかばうように見えることから「守る」とか、それから特に意味はなくても、なんとなく使うこともあります。能の中で一番使う型なんですが、これを上手く綺麗に決めることは本当に難しい。この動画中では何回も失敗してます。それから本当はもう少し大きく開くんですが、動画で見る限りはあまり開かないほうが綺麗に見えるので、ここではあえて小さめにやってます。
 0:47あたりで、右手が下がってますね。これはダメなんです。能ではやってる間中、手は真下にぶら下げず、少し前に浮かせておかなければいけません。集中が切れてるのでこうなるんですね。この動画では多くの場所で手がぶら下がってしまってます。先生がいたら必ず注意される、基本中の基本です。こんな当たり前のことが出来てないようでは恥ずかしい限りですが、これを全部直してるとまた投稿が何ヶ月も先になってしまうので、目をつぶりました。
 1:06「声が聞こえなくても」で扇をふわーっと動かしますが、これは本当はもう少し小さくやります。大きくやった理由は、やはり、その方が動画では綺麗に見えたからですw
 1:11「抱きしめられた温もりを」で抱くような仕草をします。こんな型は、私は知りません。適当に作りましたw ただ、この動画では外側から大きく手を回しすぎて失敗してます。本当はもっと小さく下から抱くような感じでやるんですが、このテイクは全体的にバランスよく上手く行ってる録画だったので、この失敗には目をつぶりました。
 上手く行ってるかなと思えるのは、2:38「Why 待ってしまう」の月ノ扇でしょうか。動画で見ると、「待つ姿」を表すのに、まあまあ効果が上がってると思います。と言っても、実はこの型、自分の流派で習ったことはなく、金剛流の能楽師さんがこの型をやってる写真をネットで見付けて、「これだ!」と思って真似したものです。私が習ってる流派の先生、ごめんなさいw
 2:56「優しくキスをして」は、本来は恥ずかしがる様子を表す型で、本当はもうちょっと扇を倒して顔が見えるようにするんですが、口元が少しでも見えるとキスっぽく見えなくなってしまうので、この動画では深めに顔を隠してます。
 3:30「あの人を返して帰して」の足拍子は、ちょっと強すぎましたね。能では悔しい気持ちを表す時、こうして足拍子を踏むことがあるんですが、ここではそれが強すぎて「返せやオラァ!」って感じになっちゃってますw ただ、ここは本当に難しいところで、曲が盛り上がってるので、弱すぎると今ひとつなんですね。この「もし神さまが?」のシークエンスはいい型付け(振り付け)がなくて困り、録画中も幾度となく型を差し替えたんですが、どれもこれも上手く行かなくて、仕方なく足拍子で妥協した所です。もしこの曲を録画し直すとしたら、ここの型付けのやり直しから始めないといけませんね。
 3:36「生まれ変わっても」で一回転半します。哀れな小羊Pの「レプリカーレ」でも、前半はアイドルがくるっと一回転するダンスが執拗に提示されます。おそらく「回る」ということから、繰り返し続けるゲーム中のアイドルのプロデュースを表現しているのだと思いますが、能でも「輪廻」や「運命」を表す時は、大抵これです。全体的にこの歌は、能の型で表しやすい歌詞が揃ってる気がします。
 3:47「I want see you I wanna see you」の手を合わせる型は「合掌」、つまり祈りを捧げる型です。この曲と言えば桃邪気Pですから、彼と彼の作品(sm1036128)に対する感情を何か型で表すとしたらこれしかありませんので、入れました。曲のテンポが速いので、かなり慌ただしくなってしまってるのが残念ですが、この型を削るのはどうしても嫌だったので、前後の型を早くして、無理矢理ねじ込みました。それから投コメに「桃邪気P」の言葉と、この型の意味を書こうかとも思ったんですが、西岡Pが激怒されているように、桃邪気Pは最近一部で神格化されてしまっており、そういう死者崇拝の片棒を担ぐのは嫌だったので、やめました。「桃邪気Pに対する敬意をちゃんとコメントで書け、それがルールだ」なんて言われたら、誰も書きたくなくなりますよ。そういう「桃邪気Pを神として扱わない人間に対する排斥運動」は、私のような普通の人間が、彼に対する素直な気持ちをコメントや動画で表すことも難しくしてしまうので、正直、勘弁してほしい。
 4:14「触れてほしい」も型付けに悩んだところで、ここの部分もあらゆる型が上手く入りませんでした。曲は最高潮なんですが、どれも上手く行かないわけですから、とても苦しみ、悩んだところです。職場でも、暇な時は工場で一人で踊って、ここの型を必死に考えてましたw 最終的には、この動画のように2:38「待ってしまう」の月ノ扇の、扇を畳んだバージョンにしました。録画の前日くらいに思いついたものですが、結構上手く行ってると思います。頑張って考えてみるもんですねw ただ、この動画では少し顔が上を向きすぎてるかなとも思います。もう少し浅くするべきでした。
 4:26あたりを見ると、やはりアゴが上がってますね。本当は能というのは、ずっとアゴを引いてなければいけないんですが、音楽に浸ってたり、疲れてきたりで、段々こうして上がってくるわけです。これも次にやる時は直さなければいけません。
 4:48からのヒラキも、集中が切れてる証拠です。本当はヒラキというのは、腕を真横に引いた後、一旦止めて、そうしてから所定の場所に下ろさなければいけないんですが、ここではモワーンと連続でやってしまってます。これも先生がいたら注意されるところですw というか、いつも注意されてますw いつも上手く行ってないのに、本番だけ上手く行くわけがありません。常日頃からの精進が大切だと思いました。

 大体こんなところでしょうか。
 ちなみにこの動画では舞台の真ん中の方でしか動きませんが、本当の能では、もっと舞台の隅々まで動きます。が、曲のテンポが能の女性の動きをやるには若干早いので、いちいち大きく動いている暇がないんですね。それでこんなことになってます。
 あと、能の構えでは足を少し曲げるんですが、それが袴で隠れてるので、随分足が短く見えますね。まあ、実際短いですけどw

 ***

 言いたいことは他にも一杯あるんですが、ここら辺にしときます。一年くらいみっちり修行を積んだら、もう一回この曲に挑戦したいですね。その時に成長した姿をお見せ出来ればと思います。
 とにかく、動画を見直していてもため息ばかりです。こうして実際に「映像」を作ってみると、他のニコマスPがどれだけすごい「映像」を作ってるか、身に染みて分かりましたw ただ、この程度の動画を作るのにも、この曲に合わせて200回くらい練習したんで、まあ、今の自分の実力ではこれが限界でしょう。やれることはやったと思います。なので、今回はこれくらいで勘弁してくださいw
 あと、次はこの動画とは全く違う形式のものをやります。より面白いものを提供できるよう頑張りますので、どうかこれからも、よろしくお願いします。

 以上です。

■3/25追記
 一部歌詞の誤りを訂正しました。
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